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意思を継ぐもの

シエル:「貴殿から呼び出しがかかるとは珍しいこともあるものだ」
やや刺々しい言葉の先にはヤーマス卿が立っていた。

ヤーマス:「まぁまぁ、そう警戒するなよ。細かいことを気にしすぎると背が伸びないぜ?」
シエル:「ほぉ・・・ボクに喧嘩を売りにきたんだな。」
ヤーマス:「だーから、カリカリすんなって。ちっとぁ落ち着けよ」

ヤーマス卿は笑いながら答える。

シエル:「・・・で?何の用だ?まさかそれだけ言いにきたわけではあるまいな?」

先ほどからかわれた為か、言葉に一層刺々しさが増すシエル。

ヤーマス:「実はな、陸にあがることになってな・・・」
シエル:「ふふん、今頃になって海が怖くなったか?
___まぁボクとしては戦場の後ろから撃たれる憂いがなくなるのは助かるがな」
ヤーマス:「そりゃよかったな」

ヤーマス卿のいつもの様子と微妙に違うことを感じ取ったシエルは

シエル:「で、本当の理由はなんだ?」
ヤーマス:「大した理由じゃないよ。ただ・・・」
シエル:「ただ?」
ヤーマス:「父の病が重くてね、いつまでも海軍ごっこは続けさせてはもらえなさそうなだけさ。」
シエル:「お父上か・・・、確か枢密院にお勤めだったな」
ヤーマス:「上に兄が二人いるが、政界の権謀術数の前にはまだまだ手駒が欲しいというワケさ」
シエル:「まぁ貴殿のことだ、そんなヤワな連中にやられるほど繊細には思えないがな。」
ヤーマス:「そっちこそ、油断してくだらん連中に足元を掬われんなよ、窮鼠なんたらってやつだ」

ヤーマスは振り返り、歩き出した後に何かに気づく。

ヤーマス:「あぁ、ファントムハイブ卿は猫アレルギーだったな、
___鼠も猫も両方気をつけないといけないわけだ。こりゃ傑作だ、ははは」

シエル:「・・・ふん」

怒って黙ってしまったシエルに気づいたかのようにヤーマスが立ち止まった

ヤーマス:「あぁ、、、くそ。思い出してしまったら仕方ないな」

・・・わけではなかったようだ。
踵を返し、先ほどとはまた少し違った表情で告げる。

ヤーマス:「これを・・・・」
シエル:「なんだ?短刀など渡してどういう意味だ?」

シエルは相変わらず機嫌が悪いままのようだ。

ヤーマス:「無銘だが、切れ味は保障する。まぁまだ、何も切っちゃいないがな。」
シエル:「???」
ヤーマス:「アンタなら死ぬまで足掻き続けるから無用なものかもしれないが、
___くだらん敵に殺されるぐらいならこれで、じけt・・・」

ヤーマス:「いや、アンタならそれでも足掻くんだろうな。
___まぁアンタの高いプライドを守る為に好きに使ってくれ」
シエル:「ふん、言われるまでもない。だがまぁせっかくの引退記念だ。
___これは有難く頂くと・・・いや借りにしておこう。貴殿がいつかまた海に戻るまでの間だけのな」
ヤーマス:「ヒュー、言ってくれるねぇ」
シエル:「貴殿の刃に殺されることのないよう足掻かせてもらうよ、それが世界の果てだとしてもな」




追記
カッツバルゲル、ゲーム中では短刀として扱われていますが、本当はやや長剣の部類みたいですね
カッツの長さは60-70cm カトラスの長さは50-60cmと見比べてみるとわかると思います。

カッツバルゲルの由来は二つの説がある。一つは独語の俗語で「喧嘩用」というもの。もう一つは「猫科の毛皮」を意味する「カッツェンフェル“katzenfell”」というもの。その理由は、ランツクネヒト達が鞘の代わりに猫科の動物の毛皮を剣に巻いていたからである

いろんな武器が載ってるので一度みてみては?
武器図書館

テーマ : 大航海時代Online - ジャンル : オンラインゲーム

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