熟慮
セバスチャン:「こちらが客間となっております。存分にお休みください」
一礼し、退出しようとするが、途中で思い出したように
セバスチャン:「アルビオン様、すぐにお休みになりますか?」
声をかけられた事に少し驚きを覚えつつも
アルビオン:「ん・・・あぁ、まだしばらくは起きてるよ」
セバスチャン:「それでは、紅茶をお淹れいたしましょうか。少々お待ちを。」
手際よく紅茶を淹れ、さりげなくウンチクを語り、客人に紅茶を差し出す。
セバスチャン:「我が主の不躾な態度お気に触られませんでしたか?」
アルビオン:「いやいや、そんなことは・・・・」
セバスチャン:「人を招くのであれば、もう少し適した言葉使いや態度があるでしょうが・・・」
アルビオン:「しかしだからこそ、あの若さで今の地位にいるではないのかね?」
セバスチャン:「確かに我が主は若い。いや若すぎます。それ故に見えないこともありますが。
___ただ、あのように申し上げていましたが、実際アルビオン卿には期待していると思います。」
アルビオン:「キミまで私を持ち上げるのかい?」
セバスチャン:「いえ、素直な感想です。確かに私が調べた経歴からは正直特別なものはありませんでしたが。
___しかしながら、全く期待できないというわけでもないかと存じます」
紅茶のカップを置き、続ける。
セバスチャン:「人は我が主の傲岸不遜ともいえる態度から、
___"失敗を知らない"、"実力を持たざる者への理解が薄い"、"才能がある"などとおっしゃいますが、
___とんでもないことでございます。」
アルビオン:「???」
アルビオン卿はよく意味を飲み込めなかった。彼もまたそのように捉えてた節があるからだ。
セバスチャン:「想像しづらいでしょうが、我が主は我が主なりに、
___失敗し、挫折し、才能がないことに苦悩する時もあります。それこそ普通の人間のように。
___ただ、それを乗り越える為の"覚悟"と"努力"を同時に持っています。」
アルビオン:「・・・」
セバスチャン:「だからこそ、今の主があると言って過言ではないでしょう。
___わたくしめは仕えてからまだ日が浅いですが、多少なりとも主の思惑は想像に難くありません。
___きっと今は、ダイヤの原石を見つけた気分だと思います。」
アルビオン:「ダイヤの・・・原石?」
セバスチャン:「えぇ、主の言葉と同様に陳腐かもしれませんが、磨けば光るダイヤの原石です。
___磨き方によって、価値を大きく変える原石です。それ故に磨かれるままの状態がもったいなくもあり、
___残念であると思えてしまうのでしょう。それに・・・」
アルビオン:「それに?」
セバスチャン:「最初から全て予想し、その通りのまま推移しても面白くないでしょう。
___アルビオン卿には是非とも、予想を上回っていただき、我が主を楽しませてやってください。
___結果はまぁ出すにこしたことはありませんが、そう拘るものでもないでしょう。
___楽しみ、そして次に繋がりさえすれば、無駄ではありませんから。」
セバスチャン:「GIANT KILLINGとは"大物食い"や"番狂わせ"を意味する言葉。
___実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げた場合などを指しますが、
___アルビオン卿、アナタ様の中でジャイアントキリングを起こされてはいかがです?」
飲み終えたカップを片付け、
セバスチャン:「わたくしとしたことが、喋りすぎてしまいましたね。
___お疲れのところ誠に申し訳ありませんでした。
___お喋りついでに、最後に1つだけ、申し上げても?」
アルビオン:「いいよ、ここまで聞いたなら最後まで聞こうか」
セバスチャン:「______________________」
アルビオン:「ははは、わかった。考えておくよ」
セバスチャン:「それでは、おやすみなさいませ」
そう言い、退室した。
だらだらと書きましたが、いかがでしょうか。
最後結果が出てないのはご愛嬌。
しかしまぁ難しいなぁ。
単純な伝えたいことがあるならストレートに伝えたいほうが伝わりやすいかもって思ったけど。
まぁまた続き書きたくなったら書きます。
セバスチャン:「アルビオン様、すぐにお休みになりますか?」
声をかけられた事に少し驚きを覚えつつも
アルビオン:「ん・・・あぁ、まだしばらくは起きてるよ」
セバスチャン:「それでは、紅茶をお淹れいたしましょうか。少々お待ちを。」
手際よく紅茶を淹れ、さりげなくウンチクを語り、客人に紅茶を差し出す。
セバスチャン:「我が主の不躾な態度お気に触られませんでしたか?」
アルビオン:「いやいや、そんなことは・・・・」
セバスチャン:「人を招くのであれば、もう少し適した言葉使いや態度があるでしょうが・・・」
アルビオン:「しかしだからこそ、あの若さで今の地位にいるではないのかね?」
セバスチャン:「確かに我が主は若い。いや若すぎます。それ故に見えないこともありますが。
___ただ、あのように申し上げていましたが、実際アルビオン卿には期待していると思います。」
アルビオン:「キミまで私を持ち上げるのかい?」
セバスチャン:「いえ、素直な感想です。確かに私が調べた経歴からは正直特別なものはありませんでしたが。
___しかしながら、全く期待できないというわけでもないかと存じます」
紅茶のカップを置き、続ける。
セバスチャン:「人は我が主の傲岸不遜ともいえる態度から、
___"失敗を知らない"、"実力を持たざる者への理解が薄い"、"才能がある"などとおっしゃいますが、
___とんでもないことでございます。」
アルビオン:「???」
アルビオン卿はよく意味を飲み込めなかった。彼もまたそのように捉えてた節があるからだ。
セバスチャン:「想像しづらいでしょうが、我が主は我が主なりに、
___失敗し、挫折し、才能がないことに苦悩する時もあります。それこそ普通の人間のように。
___ただ、それを乗り越える為の"覚悟"と"努力"を同時に持っています。」
アルビオン:「・・・」
セバスチャン:「だからこそ、今の主があると言って過言ではないでしょう。
___わたくしめは仕えてからまだ日が浅いですが、多少なりとも主の思惑は想像に難くありません。
___きっと今は、ダイヤの原石を見つけた気分だと思います。」
アルビオン:「ダイヤの・・・原石?」
セバスチャン:「えぇ、主の言葉と同様に陳腐かもしれませんが、磨けば光るダイヤの原石です。
___磨き方によって、価値を大きく変える原石です。それ故に磨かれるままの状態がもったいなくもあり、
___残念であると思えてしまうのでしょう。それに・・・」
アルビオン:「それに?」
セバスチャン:「最初から全て予想し、その通りのまま推移しても面白くないでしょう。
___アルビオン卿には是非とも、予想を上回っていただき、我が主を楽しませてやってください。
___結果はまぁ出すにこしたことはありませんが、そう拘るものでもないでしょう。
___楽しみ、そして次に繋がりさえすれば、無駄ではありませんから。」
セバスチャン:「GIANT KILLINGとは"大物食い"や"番狂わせ"を意味する言葉。
___実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げた場合などを指しますが、
___アルビオン卿、アナタ様の中でジャイアントキリングを起こされてはいかがです?」
飲み終えたカップを片付け、
セバスチャン:「わたくしとしたことが、喋りすぎてしまいましたね。
___お疲れのところ誠に申し訳ありませんでした。
___お喋りついでに、最後に1つだけ、申し上げても?」
アルビオン:「いいよ、ここまで聞いたなら最後まで聞こうか」
セバスチャン:「______________________」
アルビオン:「ははは、わかった。考えておくよ」
セバスチャン:「それでは、おやすみなさいませ」
そう言い、退室した。
だらだらと書きましたが、いかがでしょうか。
最後結果が出てないのはご愛嬌。
しかしまぁ難しいなぁ。
単純な伝えたいことがあるならストレートに伝えたいほうが伝わりやすいかもって思ったけど。
まぁまた続き書きたくなったら書きます。
テーマ : 大航海時代Online - ジャンル : オンラインゲーム
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反転したら読めるかなぁ~って思ったのに
反転しても何も出てこなかったwww